書名 | 諸偈撮要 並附録 |
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解説 | 五山版 三井家旧蔵 |
冊数 | 1冊 |
著者 | |
絵師 | |
版元(出版社) | |
刊年 | 〔室町初期〕刊 |
欄外解説 | |
備考 | 二〇・三×一二・七糎のやや小型本。改装古い栗皮表紙付、外題なし。本文無界、毎半葉八行。柱題「偈一(~二十)丁」、「附録一(~廿四)丁」。附録の末に「此版留在野州足利行道山浄因庵/ 應永十一年甲申小春日誌」の年記有。川瀬一馬『五山版の研究』に応永十一年版として載る図書寮文庫蔵本と同文で、比するに全くの別版である。本書は三井高堅の旧蔵本で前掲『五山版の研究』に掲載あり、「室町初期頃の所刻であらう」とする。他に伝本を聞かない。室町初期に二種もの『諸偈撮要』が出版されたことは注目に値する。 |