書名 | 神風小鑑抜書 |
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解説 | 神社・地誌 同後編抜書共 図入 |
冊数 | 2冊 |
著者 | 〔秦貞恒〕著 |
絵師 | |
版元(出版社) | |
刊年 | 寛保三・延享三年中里任重(常守)写 |
欄外解説 | |
備考 | 美濃判。墨流し表紙に本文と同筆の書題簽「神風小鑑抜書 全」「神風小鑑後編抜書」付。本文は本編二十五丁、後編二十三丁、「山田町之図」「内宮殿舎古代之図」「両宮摂社御在所之図」などの図入り。一部に少虫食有。両冊とも巻末に中里任重(常守)の書写奥書「此書幷圖書者正徳三季癸巳秋九月秦貞恒書神風小鏡(ママ)之抜書也/自高田氏同苗恩借而一閲見予於此写之/ 寛保第三癸亥冬十二月 中里任重(「言斎」の朱印有)」、「此神風小鑑後編抜書者正徳五年秦貞恒著編也岡伯暠丈/本以寫之校合□(一字不明)/ 延享三年冬至 衣垣翁(「中里子」「任重之印」の朱印有)」がある。中里任重(常守)は伊勢松阪生まれ、江戸時代中期の国学者で伊勢の地理・歴史に関する考証を行なった人と云い、当該書もあるいは彼の仕事に用いられたものかと思われる。「宍戸昌蔵書記」(宍戸昌)等旧蔵朱印有。 |