書名 | 潮来婦志 |
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解説 | 洒落本 前・後編各三冊揃 |
冊数 | 6冊 |
著者 | 式亭三馬著 |
絵師 | 溪斎画 |
版元(出版社) | 岡島真七版 |
刊年 | 天保十一年序刊 |
欄外解説 | 東西吉祥会2025(和本)7 |
備考 | 中本。元の渋引き表紙に紅色(褪色)元題簽「滑稽潮来婦志 前編 上(中・下)」「潮来婦志後編 上(中・下)」付。式亭三馬(文政五年没)の遺稿を刊行したもので、文中に半濁点(゜゜)を用いる点でも知られる作品。文化三年の年記ある自序や文政十二年の年記ある十返舎一九の緒言を有する伝本も存在するが、当該書はそれらを欠くほか、天保十一年の年記ある式亭小三馬の序が付され、本文の一部をも改刻し分冊された後刷本と思われる。但し版面の荒れは見られず刷り自体は悪くない。各丁に入紙が施され、保存も良好である。 |