| 書名 | 芥子園画伝 初集 |
|---|---|
| 解説 | 彩色刷入 |
| 冊数 | 5冊 |
| 著者 | 王概等編 |
| 絵師 | |
| 版元（出版社） | 日本河南氏翻刻 |
| 刊年 | 〔宝暦三年刊〕 |
| 欄外解説 | 東西吉祥会2025（和本）16 |
| 備考 | 本の大きさ二八・八×一八・一糎の大本縦長。元の龍丸文散らしの空押模様入翡翠色表紙（第一冊下部に少虫穴有）に子持ち枠の元題簽「芥子園画傳 一（～五）」完備、第一冊に魁星印ある藍刷の元見返し(上隅少破れ有)付。第四冊と第五冊に彩色刷を施す。本文一部に折り目切れ、一丁に少染みあるも虫食なく保存ほぼ良い。最終巻末丁オモテに「書肆 堀川通佛光寺下町／植村藤右衛門／平安 書肆 河南樓鐫蔵」、ウラに「洛都鐫工 紙屋川／ 山本喜兵衛／江府書肆 通本町三町目／ 西村源六／浪華書肆 心斎橋筋安堂寺町／ 大野木市兵衛／平安書肆 堀川通佛光寺下ル町／ 河南四良兵衛」の刊記がある。年記はないが唐本『芥子園画伝初集』における巻四「人物屋宇譜」を除いた部分を和刻した宝暦三年頃の版。白棉紙風の上質な料紙を用い、彩色刷絵に落款を捺すなど唐本の趣を有する上刷本。 |