書名 | 一もときく |
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解説 | 絵入 |
冊数 | 3冊 |
著者 | |
絵師 | |
版元(出版社) | 松会版 |
刊年 | 〔寛文十一年〕刊 |
欄外解説 | 和本目録2025-4 |
備考 | 美濃判。元の藍色表紙(少擦れ)に元題簽「繪/入 一本きく 上(中・下)」付。内題「一もときく 上(中・下)」、版心「一本上 一(~十一終)」「一本中 一(~廿三終)」「一本下 廿四(~丗三終)」。本文一部に薄い水染み有、又小口の一部に少傷みあるも本文にはかからない。『一本菊』は室町時代成立の御伽草子で、版本は寛永古活字版、万治三年西田勝兵衛版、寛文十一年松会版が存する。本書は寛文十一年版の年記を削った後印本。当該本は版木の荒れは見られず刷りも悪くはない。さらにのちの後印本として西村による求版本のあることが知られる。 |