書名 | 誹諧清鉋 |
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解説 | 画賛入 |
冊数 | 8冊 |
著者 | 松月堂千翁(不角)編 |
絵師 | |
版元(出版社) | |
刊年 | 江戸中期刊 |
欄外解説 | |
備考 | 半紙本。下部に秋草を筆彩で描いた元表紙に元題簽「四季(いろはにほへとちりぬるを・わかよたれそ・つねならむうゐのおく・やまけふこ・ゆめみしゑひもせす)改式大成清鉋 (巻数)」(巻一・巻七は剥落)付。内題は「誹諧清鉋」、柱題は「誹諧新式清鉋」。内容は、巻一は連句の作法、「人倫」より「居処」までの七項目の詞寄と正月から五月までの季寄。巻二は続く六月から十二月までと、これも各月別の「四季祭礼法会」、および不角門人による半丁に一句を配した合計五十一の画賛。巻三~八は伊呂波順の詞寄。刊記はない。本文数丁に僅か虫食、又六冊の右上角小口に少傷みあるも、刷良い上本。画賛にはひな祭りや花見、団扇売、ゆたんぽなど当時の風俗が描かれ興味深い。延享二年に成立した続編のあることが知られるが、ともに伝本は多くない。 |