書名 | 時萠於江都初雪 |
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解説 | 絵本番付 |
冊数 | 1冊 |
著者 | 二三治作 |
絵師 | 春英画 |
版元(出版社) | |
刊年 | 〔安永九年〕森田座刊 |
欄外解説 | |
備考 | 中本。変り文字紋刷入り共紙表紙中央に刷題簽「□(櫓紋)時萠於江都初雪(「ときめきやおゑどのはつゆき」の振り仮名あり) 森田座」付、ウラ表紙もオモテと同様の変り文字紋刷入り共紙表紙、後補の模様刷表紙にて覆ってある。柱題なし、丁付「二」~「九」で、表紙を含め全十丁。本文の末半丁に「狂言/作者 二三治」「春英画」と刻す。余白には配役のほか筋書が刻される。刷・保存ともほぼ良い上本。勝川春英の手になる数少ない絵本番付のひとつ。十九歳前後の作であり、のちに描いた評価の高い多くの役者絵に比するにやや繊細さに欠けるも、彼の絵師としての初期活動を研究するうえで不可欠な資料である。 |