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書名

〔大住院立華砂之物図〕

解説

花道 七十一図揃 木版手彩色入 元禄十三年伝授奥書有

冊数2巻
著者大住院以信編
絵師
版元(出版社)柏屋藤九郎開板
刊年延宝六年跋刊
欄外解説
備考紙高三五・五糎。黄土色の緞子表紙付、巻数(一・二)の打付書きのほかは、外題・内題とも無し。本文は斐紙料紙、墨刷の立花図及砂物図に美しく精密な手彩色が施されており、一図に緑青ヤケによる少傷みがあるほかは保存良。上巻は「御一瓶」より「於私宅大住院立之」までの三十六図、下巻は「於土方河内守殿」より「亥四月廿七日本能寺月次」までの三十六図、合計七十一瓶を収める。下巻末の「夫上来七十一瓶立花圖式者・・・」で始まる延宝六年大住院以信跋文には、後水尾院の作一瓶、大住院以信の作が五十三瓶、以信の門弟の作が十七瓶、とその内訳が記される。跋文に続いて「四条坊門通油屋町/ 柏屋藤九郎 開板」の版元名を刻す。当該書にはこのあと墨書にて「先師大住院以信僕に語て曰・・・」云々の白江邦孝丈宛の元禄十三年筒井氏成當によるやや長文の伝授奥書があり、以信の弟子であった筒井が本書の制作に携わった旨が師の言とともに記されており注目される。
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