書名 | 〔日光強飯図巻〕 |
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解説 | 口上屋代弘賢筆 少折皺・擦れ |
冊数 | 1巻 |
著者 | |
絵師 | 白石英画 |
版元(出版社) | |
刊年 | 文政十二年筆 |
欄外解説 | 和本目録2025-57 |
備考 | 紙高二九・五糎、長さ約二七〇糎。藍色の絹張表紙(少擦れ)に無題の金紙題簽付。巻頭に、儀式で述べられる口上「古里や其方定て聞伝たであらう・・・早々とりあげてのめさうゝゝ」二十行余、末に「七十二翁弘賢書」の署名があり筆跡も屋代弘賢のものと思われる。続いてほら貝を吹く修験僧に始まる強飯の図、蓼・唐辛子・大根を強いる菜膳の図、大キセル・ねじれ棒を手にし責め立てる修験僧を描く供養の図、最後はほら貝を吹く修験僧を描いて終わる。巻末に「文政十二巳年夏(以下折皺による擦れのため判読不可) / 白石英(朱印(一部擦れ有))」の奥書があり、人物不詳なるも巧みかつ丁寧に描かれている。 |