書名 | 武家はんしやう |
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解説 | 奈良絵巻 極彩色 |
冊数 | 2巻 |
著者 | |
絵師 | |
版元(出版社) | |
刊年 | |
欄外解説 | |
備考 | 室町時代成立の御伽草子。内容は、文武両道の大切さを唐土および日本の歴史より例を引いて説き、源氏の繁栄を寿ぐもの。特に記紀神話の所謂「海幸山幸」の挿話にやや紙幅を割く。雲霞模様織の金襴表紙に、元と思われる書題簽「武家はんしやう 上(下)」を付す。見返し金紙。詞書部分は金砂子散らし料紙。挿絵は上巻・下巻各五図の計十図あり、上下に金砂子を蒔いた料紙に濃彩色を用いて描かれた美しいもの。江戸時代前期の初め頃に作成されたものと思われ、蓋表に「まきもの 二ちく/武家はんしやうの繪」の墨書ある同時代の桐箱を付す。 |