書名 | 源氏物語絵巻詞書「少女」巻断簡 |
---|---|
解説 | 伝寂蓮筆 |
冊数 | 1枚 |
著者 | |
絵師 | |
版元(出版社) | |
刊年 | 〔平安後期〕写 |
欄外解説 | |
備考 | 徳川美術館と五島美術館に所蔵される部分が国宝に指定されている高名な『源氏物語絵巻』の、「少女」巻の詞書二行分の断簡。同絵巻詞書には八帖分の断簡が現存しているが、「少女」巻はこの一枚のみ。絵の部分は確認されていない。大きさは二〇・八×四・五糎。銀砂子で霞を描き、金小切箔や銀野毛などを一面に散らしている。現在は剥がされているが、裏紙の銀切箔の痕跡が表面から確認できる。古筆家初代了佐の「寂蓮法師(「琴山」墨印)」とのみある極札を付す。五島美術館学芸部編『国宝源氏物語絵巻』(二〇一〇)等に図版が掲載されている。 |